1993年3月 | 北越谷駅前 本の日野屋さんの向かいの喫茶談話室があるマンションの3階2DKで勉強も見る、学童保育室「フリースクールげんこつ」を開設する。 当初、北越谷小学校には学童保育はなかった。ニーズはあるだろうとタカをくくっていると一行に集まらず、苦しい日々を過ごす。 |
2001年6月 | マンションから一軒家にうつる。父母たちの力を借りて、部屋数が12もある使われていなかった民家を大掃除をして子どもたちの新しい活動のばを獲得する。 2世帯住宅なので、片方を寮にし、スタッフなどが住み始める。 |
2007年1月 | 古い民家なので、地震対策をするために立て替えるとの話し。新しいところを探す。越谷一丁目に、6世帯のアパートを丸々貸してもらえると又とない話しで引っ越しを決意する。 現在に至る。 |
日常生活や仕事中など様々な場面で必要に迫られる行動や意思決定。その行動や意思決定を瞬間的に正しく行う上で必要なことは、「直感力」です。
その直感力を脳科学では「ガットフィーリング(Gut Feeling)」というそうです。
直感とは、意思決定をする際のリアルな感覚と共に「なんとなくそうなのではないか」、「これはいける」、「これはダメだ」と感じる直感シグナルのことです。
直感シグナル(直感力)を鍛える上で重要なポイントのひとつに知覚心理学の言葉で、「アフォーダンスの理論」といわれるものがあります。
自身を取巻く様々な環境の中で、意思決定に対しての、知覚・認知・行動に与える可能性を示した理論です。
これには、子供の頃の体験が密接に関係しています。例えば、子供のときは川をジャンプして渡れるかどうか、小さな隙間を通れるかどうかなど、できるかどうかを考えずに行動していたと思います。このように身体感覚で何回も失敗しながら経験でさまざまなことを学んでいく事で、脳と体と環境が一体となって判断したときに「ガットフィーリング(Gut Feeling)」が生れます。
この直感力が、優れた人こそ「頭の回転の良い人」と評される人だと感じています。
最近の教育は、子供たちから様々な経験(挑戦)を奪ってしまう方向にばかり向いてしまっている気がします。
それでは、身体感覚はまったく養われないばかりか挑戦を繰返し、失敗を重ね試行錯誤するという高度な直感力を鍛える機会さえも奪ってしまうという事に危惧しています。
NESげんこつでは、子ども達に様々な教育的体験を与え、「挑戦」、「失敗」、「失敗の分析」そして再度「挑戦」へと繰り返す仕組みを実践しています。
これが「NESげんこつ」の「子育て総合支援」です。